障害を持った人間が競争社会の中で、生き抜く事は本人の努力もさることながら 周囲の理解・協力(言うは易しですが)が欠かせないようです。
「仕事の中味で・・・」という私の思いも、長引く不況の中で企業存続の瀬戸際にあっては 「障害」という誰の目にも明らかなマイナス要因が、早期希望退職者の募集という名のリストラ には格好の口実になります。病気の進行・リストラ・焦り等々が私に圧しかかってきました。
「障害を理由に健常者に負けたくない」という思いは「障害者のくせに・・・可愛げがない」 という視線を浴びて、何時の間にか私を卑屈にしていきました。
その自覚が私を一層苦しめました。「このままでは心が持たない」 神経内科の主治医の方に心療内科の紹介を依頼しました。
私は心療内科の先生に促されるまま、診察に来た経過を克明に話している途中で、「もう大丈夫だ」と確信しました。 私を悩ませ苦しめていた病気も会社の情況も、何も変らないのですが、自分の不安の原因がどこから来ているのか、 何なのかがクリアになるだけでも随分と違います。不安のいくらかはパニクッテいる自分の頭の中にあることを知りました。
私は医師に「問題は何も解決されていないし、もっと深刻になると思います。又、破綻をきたしそうになると思いますが、 今度からはここへ来る代わりに、自分にメールを書くようにします。」と告げました。
私はそれ以来、これからを悲観したり、不安にさいなまれると自分宛にメールを書くようにしています。 誰かに相談するというのも選択肢ではありますが、到底他人に説明不能なニュアンスや理解不能な事を皆抱えていますから 自分へのメールで頭の中を整理するというのはいかがでしょうか?